貸切バスの利用マナー

貸切バスを使った旅行は、会社や学校、地域などの仲間内で自由に会話や飲食を楽しむことができます。しかしバスを貸し切ったからといって、何をしてもいいというわけではありません。
バスに乗車した人みんなが楽しく安全にバスの旅を楽しむためには、お互いに守らなくてはならないマナーやルールがあるのです。よく知った仲間同士でも思慮のない言動は、後味の悪い思いを残す行為になります。自分が周囲に迷惑をかけていないか、よく考えて行動をするようにしましょう。

貸切バスはあらかじめ運行スケジュールが決められており、たくさんの人を安全に時間通りに運ぶため時間厳守になっています。
集合時刻を守らず遅刻をする人がいると時間通りに旅程が進まず、楽しみにしていた観光などが十分にできなくなり、他の人に迷惑をかけてしまいます。
バスの停車場によっては長時間停車できないところもあり、連絡をできる人を残して別の場所に移動をする必要も出てきます。集合時刻をきちんと確かめ、あらかじめ余裕をもって行動をするようにしましょう。

車内で飲食をすること自体は基本的に問題ありませんが、お菓子の包み紙やジュースの空き缶などが貸切バスの車内の床のあちこちに落ちていると気分が悪いものです。発生したごみは、自分で責任をもって処理しましょう。
バスには小さなゴミ袋が用意してありますが、たくさんゴミが出そうな場合には、スーパーの袋などをゴミ袋として用意しておくとよいでしょう。サービスエリアや観光地で皆がごみを捨てると、くずかごがいっぱいになって溢れてしまいます。ゴミはできるだけ自分で持ち帰り処理するようにしたいものです。

仲間内での話が盛り上がり貸切バスの車内でビールや日本酒などを飲む人もいると思いますが、調子に乗って飲みすぎると気分が悪くなる車酔いの原因になってしまいます。また酷く酔った状態では、観光地などを周って楽しむことも難しくなります。
もし嘔吐によりバスのシートなどを汚した場合には、クリーニング代を請求されることはいうまでもありません。次の日にそのバスが汚れや臭いが原因で運行できなくなったときは、その損失分も請求される可能性があるので、お酒の飲みすぎには注意が必要です。

仲間で利用しているからと油断して羽目を外しルールやマナーを守らないと、多くの人に迷惑をかけ不快な思いをさせてしまいます。皆が楽しいひと時を過ごすことができるように、貸切バスの車内でも他の公共の交通機関と同じように、思慮や節度をもって迷惑行為を慎むように心がけましょう。
バスの中にある備品を汚したり壊したりすると、損害賠償を要求されてしまいます。集合時間を守り車内をきれいに保って、気持ちの良い安全な旅をしたいものです。